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〈朝鮮民族の美64〉金得臣「破寂図」

兢斉(긍재、きょうさい(ルビ)金得臣(1754-1822)は、一家がみな画員で、金弘道の影響を大きく受けながら、風俗画では独自の境地を開拓した。この画はそれをよく表している。

史上初、学美で連続「特別金賞」東京中高・朴秀太さん(高3)

在日朝鮮人の根っこ(ルーツ)を探して 12日の東京展を皮切りに、全国巡回展がスタートした第42回在日朝鮮学生美術展(=以下、学美)。 毎年、会場に足を運ぶたび新しい感動に包まれるこの展覧会で、今年はま…

〈朝鮮歴史人物〉高句麗を輝かせた曇徴(4)

生まれ育った故郷とその地に対する懐かしさで夜も眠れないでいたある日の夜、曇徴はすでに精製しておいた色彩の材料を一つひとつ試したうえで、努めて自分を落ち着かせて壁面に向き合った。しかし、依然として気持ち…

金剛山歌劇団 李文基、黄裕順「2.16芸術賞」受賞記念ジョイントリサイタル

〝祖国と同胞の愛、舞台で恩返ししたい〟 昨年2月、朝鮮で最も権威の高い芸術コンクールである第20回「2.16芸術賞」で2位を受賞した金剛山歌劇団の李文基さん(31、チャンセナプ、チョピリ奏者)と3位(…

〈朝鮮歴史人物〉高句麗を輝かせた曇徴(3)

曇徴は全てを最初から始めた。まず、質の高い墨を準備するよう手配しそのための技術的な指導を行う一方、自ら顔料を一つずつ製造した。そしてまた、日本では何処にも見られない非常に珍しい紙も作り上げた。 それだ…

〈朝鮮歴史人物〉高句麗を輝かせた曇徴(2)

百済の学者、王仁は日本に渡り、文字を知らない当地の人々に初めて「千字文」を教えたし、高句麗の僧で医者である慧慈は大和王権の執権者、聖徳太子の師として活動したとされる。 曇徴も日本からのたび重なる招請を…

第42回在日朝鮮学生美術展/自由で斬新、レベル高い作品

第42回在日朝鮮学生美術展(東京展)が9月12~17日まで埼玉会館(埼玉県さいたま市)で開催された。東京展では、特別企画「平和のパレード」(北南、日本の子どもたちの絵画交流)も展示され、開催期間、会場…

〈若きアーティストたち 96〉美容師・金明香さん

挫折から成功へ〝環境は自ら作っていくもの〟/いずれは自分のお店を構えるのが夢 都営浅草線「西馬込駅」(東京都大田区)で下車。住宅街の中へと進み、急坂をのぼりきるとさらに急斜面の大尽坂を下る。そうして駅…