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〈朝鮮歴史人物〉黄山の原で最後を終えた階伯(3)

階伯は死を覚悟していたのであった。 彼は、大剣をさっと振り上げ、誰も留め立てする間もなく、その場で夫人と子どもの命を絶ってしまった。可愛いわが子であり、愛する夫人である。だが、階伯は雑念を一気に振り払…

〈東京女性たちの文化の夕べ〉舞踊、歌、漫談、各支部が多彩に披露

溢れ返る拍手、笑顔、アンコール! 「2013年を送る東京女性たちの文化の夕べ」が11日、東京都北区の北とぴあで行われた。 公演を、総聯中央宣伝文化局の金尚一文化担当常任委員、女性同盟中央の姜秋蓮委員長…

〈朝鮮歴史人物〉黄山の原で最後を終えた階伯(2)

660年、遂に事件は起きてしまった。唐と手を結んだ新羅軍が百済侵攻を開始した。 慌てふためいた義慈王は、大臣たちを呼んでどうすればよいのか話してみよと迫った。 何人かの大臣が自分の考えを義慈王に言上し…

朝鮮語学科創設50周年記念誌を発刊/大阪大学

朝鮮語、朝鮮半島への思い込め 大阪外国語大学(現在の大阪大学外国語学部)に、日本の国立大学として戦後初めて朝鮮語学科(現在の大阪大学外国語学部朝鮮語専攻)が創設されて、今年で50周年を迎えた。 朝鮮語…

〈徐千夏先生の保健だより〉改めて思う、妊娠と出産について

読者のみなさん、今回私事ですが来年2月に第二子の出産予定をしており、今回でまた長いお休みをいただくことになりました。 40歳での第二子出産ですが、実は妊娠糖尿病と診断されてしまいました。毎食後の血糖管…

〈朝鮮歴史人物〉黄山の原で最後を終えた階伯(1)

冷え冷えとした秋風が吹くなか、高官顕職の数人が後宮の東屋に集まり座っていた。 彼らは一様に謹厳な面持ちで、深い愁いに打ちひしがれている様子であった。 酒色で月日の経つことすら見分けがつかない義慈王のこ…

〈朝鮮民族の美67〉張承業「豪鷲図」

吾園 張承業(1843~1897)は、朝鮮時代末期の絵画を代表する巨匠といえよう。その生涯と人柄については張志淵の「逸士遺事」の「張承業伝」によって知ることができる。彼は早く父母を失い、家が貧しく流浪…

〈本の紹介〉日本軍「慰安婦」にされた少女たち/石川逸子著

性奴隷にされた人々の無念 約70年前、アジアの少女たちの青春が奪われた。日本軍は侵略する先々に、国内に少女を連行し、将兵のための「慰安婦」とした。韓国での直接取材にもとづき、強制連行、「慰安所」の暮ら…