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平壌・徳興里壁画古墳を訪ねて/長沼節夫

高句麗の文化と風習、風俗生き生きと/絢爛と広がる4~5世紀の世界 朝鮮新報社企画「平壌・開城世界遺産ツアー」に参加したのは昨秋のことだった。国連の世界遺産委員会指定の世界文化遺産は朝鮮民主主義人民共和…

東京第2で日本フィル特別コンサート、講堂に響いた四弦の音色

弦が弓と触れ合った瞬間に飛び出したあまりにきれいな音色に、最前列に座っていた女子児童は、目を丸くして後ろに座る友だちを振り返った。日本のプロオーケストラによる1時間の演奏は、幼心にも豊かな情緒を与えた…

日朝友好京都ネット第6回総会及び新春の集い開催

互いが仲良く、楽しく、活力に満ちた運動を 故水谷幸正・京都ネット会長・元仏教大学学長に黙とう 2月28日夕、京都市市内のホテルで「文化・学術・市民交流を促進する日朝友好京都ネット第6回総会及び新春の集…

〈それぞれの四季〉 気づき/高明愛

朝鮮学校を卒業して、日本の大学に入学した。当初は期待半分、不安半分であったが、何人か友だちもできた。授業、内容も面白く、それなりに楽しいキャンパスライフを送っていた。 しかし、そんな楽しいひと時のなか…

〈60万回のトライ〉我々はこの映画から何を学ぶべきか/鵜飼哲

みんなに支えられているから強い この映画を観て思うのは、一人ひとりの朝鮮学校の生徒たちの生き生きとした表情、人柄、考え方、感じ方が自然体に描かれていることだ。それを引き出した監督の表現する力がすばらし…

〈本の紹介〉「あの壁まで」黄英治著

渾身の人間的怒りと自由への希求を込めて 「負けるもんか! 負けてたまるか!」 わたしは拳を握って、壁を思いっきりたたいた。痛い――。 もう一度打った。びくともしない壁。右手の小指側がすりむけて血がにじ…

〈本の紹介〉内田雅敏著/想像力と複眼的思考

現状への毅然たる抗拒の姿勢 著者は日本敗戦の年に生まれて、戦後の歴史的変遷を生きてきた、硬骨の弁護士である。 「法律とは条文通りの解釈をすべきでなく、その根底に流れる心である」とする著者のモットーにま…

次世代に志を引き継いで/日朝教育交流のつどい記念レセプション

日朝教育交流のつどいが11日、朝鮮大学校(東京都小平市)で行われた。夕方には、校内の食堂でレセプションが開かれ約60人の関係者らが参加した。会場には、色とりどりの朝鮮料理が並び、関係者らは料理を堪能し…