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〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 61〉死が照らす士大夫の偽善

義には軽重があるー桂月 二通の遺書 朝鮮王朝時代のある夏の日、家族総出で畑の草取りをしている間に2通の遺書を残し自死した女性がいた。その遺書は母と夫に宛てたものだった。

平壌で芸術の国際イベント/4月の春親善芸術祭典

外国人や海外同胞らが参加 朝鮮中央通信によると、金日成主席の誕生日・太陽節に際して第29回「4月の春親善芸術祭典」が11~17日、平壌で行われた。「4月の春親善芸術祭典」は、自主、親善、平和の理念の下…

〈みんなの健康Q&A〉ライフサイクルからみたメンタルヘルスケア(4)

暴力の目的は、被害者をコントロールし、支配すること 背景に男性が経済的、社会的に優位に立つ社会 本日も、前回に引き続き、DVの理解を深めていきましょう。 ■定義 まず言葉の定義からご説明します。一般的…

〈Strangers In Pyongyang 1〉羊角島国際ホテルの3人娘/北岡裕

ツンの壁を壊した日 2004年2月。真冬の大同江の中州に立つ羊角島国際ホテルは、まるで冷蔵庫のようだった。亀がのんびりと泳ぐ大きな水槽のあるカフェ。高い天井のロビーに漂う空気は冷たい。カウンターに座る…

被災同胞、市民に力と勇気/金剛山歌劇団、釜石と仙台で慰問公演

金剛山歌劇団が東日本大震災3周年に際して、現在も苦しい生活を強いられている被災同胞と日本市民たちを慰問、激励する目的で、岩手県釜石市のシープラザ釜石イベント広場で2日、宮城県仙台市太白区のあすと長町仮…

〈教室で〉 福岡朝鮮初級学校 蔡慶華教員

自分で答えを導き出せる力を 「さあ今日は、いろいろな言葉を習いますよ」 明るくエネルギッシュな声が教室に響き渡る。初級部5年のクラスから聞こえるその声の主は、同クラス担任の蔡慶華教員(30)。澄んだ空…

安倍政権による「歴史認識のクーデター」/作家・辺見庸さんに聞く

抗うテキストは「日本人の朝鮮観ーその光と影」(琴秉洞著) ■官民あげての「自国中心主義」 日本には右翼的流れがこれまでもずっとありました。でも、それは少数の跳ね上がりと見られていた。いまは、ネット社会…

「むき出しの差別感情と自民族中心主義」/作家・辺見庸さんに聞く

いまは、「戦前か戦中」 作家の辺見庸さんが脳出血で倒れたのは2004年3月14日だった。それから10年後の同日の午後、辺見さんから電話をもらった。朝鮮新報のインタビューを受けるとーー。辺見さんは壮絶な…