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朝鮮仏教徒連盟、東京簡易裁判所に調停を申し入れ

「平壌の石塔を返還せよ」 去る2月25日、朝鮮仏教徒連盟(以下、朝仏連)が大倉文化財団の大崎磐夫代表理事を相手取り、平壌栗里寺址の八角九層石塔の返還を要請する調停申請書を東京簡易裁判所に提出した。

東京大空襲70周年朝鮮人犠牲者追悼会

遺された者にできること 東京大空襲70周年朝鮮人犠牲者追悼会(主催=東京大空襲朝鮮人犠牲者を追悼する会)が7日、東京都江東区の東京大空襲・戦災資料センターで開かれ、同胞、日本の市民など約80人が参加し…

〈本の紹介〉大城盛俊著/「私の沖縄戦と戦後」

軍隊は住民に銃を向けた 日本の首相が人道支援を引っ提げて中東の国々を歴訪した。だが、スマイルを浮かべ援助を云々する首相の影に日本の軍需産業を牛耳る長が見え隠れしていた。きな臭い火薬のにおいが鼻につく日…

〈Strangers In Pyongyang 23〉旅のおわりとはじまり(1)/北岡裕

旅がまたはじまる バー銀河水のママは頬杖をつきテレビニュースを見ている。若い女性接待員はふきんでグラスを磨いている。エアコンがぶるんと震え停止した。ちょうどCDも終わった。私はすっかりぬるくなったコー…

東京大空襲犠牲786人を追悼

朝鮮人ら25人も共に墓誌で刻む/東京・江東区の森下5丁目町会 東京大空襲から70年。東京都江東区の森下5丁目(旧高橋5丁目)町会が、朝鮮人犠牲者も含めたすべての犠牲者786人名を刻んだ「東京大空襲犠牲…

河津聖恵「闇より黒い光のうたを、十五人の詩獣たち」を読む

孤独、絶望、痛み…そして真の光への渇望 「すぐれた詩人とは、恐らく詩獣ともいうべき存在だろう。危機を感知し乗り越えるために、根源的な共鳴の次元で他者を求め、新たな共同性の匂いを嗅ぎ分ける獣」(「プロロ…

〈本の紹介〉日本の中の朝鮮をゆく/九州、奈良、飛鳥編 兪弘濬著

随所に光る美術史家の慧眼 朝鮮半島と日本の間の文化交流を考える歴史紀行2冊。韓国でベストセラーになった兪弘濬「私の文化遺産踏査記」シリーズの中の日本編で、九州編「日本の中の朝鮮をゆくーー光は朝鮮半島か…

「尹東柱」という鏡に映る日本社会の今/没後70年、「福岡に尹東柱の詩碑を建てる会」

発起人の西岡健治さんに聞く 尹東柱没後70年を迎える今年、「尹東柱」を次世代に、未来に「記憶」として残したいと「福岡に尹東柱の詩碑を建てる会」が福岡市で発足した。発起人である西岡健治・福岡県立大学名誉…