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〈本の紹介〉「拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々」蓮池透著

過去の清算こそ、解決に繋がる/矢野宏 拉致問題の解決がまた遠のいた。日本政府が独自制裁を決めたことで、北朝鮮が拉致被害者を含む日本人に関する再調査をする特別調査委員会の解体を発表したからだ。 一昨年5…

〈ウーマン・ヒストリー 14〉女性の普遍性を求めた記者・小説家/李善熙

華やかな言動 1930年頃、文壇では多くの女性作家たちの活躍が目につくようになる。 それは高等教育を受けた女性が社会に出て自己実現をしようとも、まだ物書きぐらいしか活動の舞台がなかったからである。 社…

〈本の紹介〉中国国共内戦と朝鮮人部隊の活躍/吉在俊・李尚典著

朝中関係の根幹を知る 現在の朝中関係は一頃と違って微妙である。この先どうなるのかという関心に、一つのヒントを与えてくれるのが本書である。 中国が今日の隆盛をみるに至ったのは、国民党との内戦を経て共産党…

〈奪われた朝鮮文化財・なぜ日本に 21〉高句麗、百済からの渡来人が築いた文化の原型

優美な朝鮮石造物は「富の象徴」 法隆寺金堂の壁画残した曇徴 日本人学者らは、日本仏教美術のルーツを探る絶好の研究対象物として石塔に関心を集中し、精力的に「調査」した。また、朝鮮で資産家に成り上がった日…

〈本の紹介〉ジャーナリストという仕事/斎藤貴男著

「権力のチェック」こそ基本 権力との癒着など、マスコミへの批判が高まっている。またネットの発達で誰もが情報を受信・発信できるなど、メディア環境の激変も続く。いまジャーナリストの役割とは? 業界紙や週刊…

〈くらしの周辺〉コマプレス、「60万回のトライ」共同監督・朴敦史さん

「大阪朝高さんは憧れです」 「大阪朝高さんは憧れです」、その言葉が忘れられない。昨年は全国約50カ所で「60万回のトライ」が上映され、観客数は累計3万人を超えた。最近では日本学校からも上映の声がかかる…

〈人・サラム・HUMAN〉朝大研究院本科2年・李晶玉さん

美術で社会と向き合う 朝鮮大学校で企画展「70年、」展を開催したばかり。展示会には出品者それぞれが「実体験のない重い歴史と自身がどのように向き合えるか」を真剣に見つめて制作した作品が展示された。「群像…

美術で「70年、」に向き合う/朝大美術科企画展

現実感をもてない世代の現実(リアリティー) 「戦争」と「戦後」に向き合う若い世代の「リアリティー」を探る企画展「70年、」展が、1月25日から31日まで東京・小平市の朝鮮大学校美術棟展示室で開催された…