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〈2016・風景に抗う 7〉歴史に向き合い生まれる新たな連帯/北海道・東アジア共同ワークショップから

遺骨問題を放置する日本政府 戦時中、約14万5000人の朝鮮人が強制連行されたという北海道の地で、若者を中心に、歴史を掘り出し、記憶する試みが約20年にわたって行われている。 今夏におこなわれた「20…

ロジャー・シェパード写真展「JUST KOREA―朝鮮半島の山々は連なる」を観て/朴敦史

「非ー分断」への呼び声 朝鮮半島に連なる「白頭大幹」(ペットゥデガン)。白頭山に始まり、金剛山、太白山を経て智異山へ至る約1700kmもの山脈は「虎の背骨」にも喩えられ、民族的神話や民衆信仰の源泉とも…

〈ウーマン・ヒストリー 21〉初の朝鮮料理本の著者/方信榮

 大ベストセラーに 信榮は16、17歳の時、母親から本格的に料理の方法を学び始めた。彼女の母は娘に自身の料理法を教えながら、これを記録として残し、周りの女性たちに伝えなさいとよくいった。その言葉があっ…

金剛山歌劇団 函館・札幌公演開催/例年を上回る3,577人が観覧

“相手を知り、歩み寄るきっかけ” 金剛山歌劇団函館公演(主催=同実行委)が3日、函館市民会館で行われ、2120人(昼・夜公演合わせ)が観覧した。この日会場には、総聯北海道本部丁聖漢委員長、平出陽子道議…

歌手生活20周年記念「李康樹リサイタル~想いを声にのせて~」

20年の感謝の想いを込めて 歌手生活20周年記念金剛山歌劇団特別公演「李康樹リサイタル~想いを声にのせて~」が12日、銀座ヤマハホール(東京・中央区)で行われ、総聯中央の許宗萬議長、姜秋蓮副議長兼女性…

すさまじい暴圧の現場/映画「高江ー森が泣いている」藤本幸久・影山あさ子共同監督

警察・機動隊、海上保安庁を前面に立てて、反対する人たちを力ずくで抑え込みながら、辺野古の米軍新基地工事を推し進める日本政府。その暴挙は止まることなく、今夏、沖縄本島北部の東村高江のヤンバルの森でヘリパ…

〈本の紹介〉「食の日韓論」八田靖史著/冷麵の「真実」に驚愕する 

著者は16~17世紀に朝鮮半島に伝来した唐辛子の歴史に関心を持ち、その定着と過程に関する大学の卒論資料を集めるために南朝鮮に短期留学した。そのことをきっかけにコリアン・フード・コラムニストになった。 …

〈取材ノート〉“近くなるべき存在”

今夏、北海道で行われた「東アジアの平和のための共同ワークショップ」を取材した。97年から続くワークショップでは戦時下の強制連行犠牲者の遺骨発掘が行われてきた。 南の学生が参加者の大半を占め、在日同胞の…