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仲野誠先生を偲んで/朴一南

「学美」を愛し、励ました「仲間」 2016年10月8日午前1時11分、鳥取大学准教授・仲野誠先生が癌の闘病の末、永眠された。 享年51歳、余りにもお若く、余りにも突然の悲報に胸が張り裂ける思いだった。…

〈学生芸術コンクール2016〉心から歌を楽しむ環境に/声楽部門

愛知の初・中・高が声楽で優秀作品 今年のコンクールで、愛知県下の朝鮮学校に通う児童たちと声楽部が、初・中・高で優秀作品の舞台に立つ栄誉に輝いた。 愛知県下の朝鮮学校では、音楽の授業や声楽部の部活動に歌…

〈それぞれの四季〉小さなチョンジャ(東屋)/康貞奈

東京中高に小さなチョンジャがある。老朽化のため17年前に新校舎に建て替える際、設計図に伝統的な朝鮮家屋の特徴であるアンマダン(中庭)がイメージされ楼閣が描かれていた。異国で本国の息吹を感じる様にと日本…

近代教育制度の確立と金日成総合大学/任正爀

創立70周年に際して 南北朝鮮を代表する大学といえば、金日成総合大学とソウル大学校である。両校の開学は同じ1946年10月、それは偶然ではなく当時の政治的状況が関係している。それはどのようなものなのか…

ともに進む友好の道/朝・日連帯型の岡山初中支援

地道な対外活動を積み重ねてきた岡山では近年、岡山初中に対する朝・日連帯型の支援活動が活発に行われている。学校チャリティーを目的とした金剛山歌劇団の公演は3年前から公演実行委と「日本と南北朝鮮との友好を…

ビルマ慰安所の過酷な実態に焦点/wamで特別展

文玉珠さんの足跡と共に 東京・新宿区のアクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)では現在、「地獄の戦場・ビルマの日本軍慰安所~文玉珠さんの足跡をたどって~」と題した特別展が7月から…

〈奪われた朝鮮文化財・なぜ日本に 33〉古墳の乱掘に関わった総督府の御用学者たち

朝鮮文化の「学術的解明」に「寄与」と嘯(うそぶ)く 朝鮮総督府が植民地支配の全期間に行った「古蹟調査事業」は、古蹟の保存と学術調査の大義名分を立てての文化財の略奪と破壊そのものだった。 当時の東京帝国…

〈2016・風景に抗う 8〉「朝鮮人虐殺」の史実明記へ/横浜市・副読本改訂問題

横浜市教育委員会が発行する中学生向け副読本の原案に、従来あった関東大震災時の朝鮮人虐殺の記述がないことが6月30日、市民団体の情報公開請求によって明らかになった。その後、歴史学者や市民らの抗議が相次ぎ…