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〈女性同盟結成70年の群像 2〉同胞の愛に包まれて48年/金順徳

満開の桜が咲き乱れる4月、都内の某ホールには、色とりどりのチマ・チョゴリに身を包んだ147人の女性同盟東京顧問たちが集い、金日成主席の生誕105周年と女性同盟結成70周年を盛大に祝った。その会場には参…

性差別撤廃部会シンポ「日本軍『慰安婦』問題と朝鮮半島の分断」

「合意」によって不可視化される被害者たち 4月23日、在日本朝鮮人人権協会の性差別撤廃部会主催でのシンポジウム「日本軍『慰安婦』問題と朝鮮半島の分断~不可視化された被害者を見つめて~」が開催された。 …

〈奪われた朝鮮文化財・なぜ日本に 41〉日本人の根深い略奪根性とエピソード

〝国王の陵を掘るとは何事か!〟民衆の悲痛の声 有光教一・京都大学名誉教授も触れている話だが、こんな光景が見られたという。当時慶州に長く滞在し、新羅通を自称していた大坂金太郎は「趣味の慶州」で次のように…

高麗美術館・企画展「上田正昭と高麗美術館」が開催中

「民際」の軌跡をたどる 「国があっての人ではない。国より先に民族があり、民衆がいる」 古代史における「渡来人」研究の第一人者、故・上田正昭・京都大名誉教授が残した「民際」という思想。その言葉には、国益…

女性同盟結成70周年記念、初の芸術コンクール開催

朝鮮の文化に浸る喜び 力いっぱいに叩くチャンゴの音や、心地よく伸びやかな歌声が鳴り響く。客席からは「足立チョッター!」「北海道チョッター!」「長野チョッター!」と鳴り止まない歓声合戦と拍手。流れる音楽…

「嘘」への抗いを詩に託す/新編石川逸子詩集

嘘をほんとと思わされて そのまま骨になってしまった ミツル! (ヒロシマ連詩26) 1933年に東京都お茶の水女子大学史学科を卒業し、教員をしながら作品の創作に励んだ詩人・石川逸子は、世界恐慌からファ…

〈本の紹介〉外国人の子ども白書―権利・貧困・教育・文化・国籍と共生の視点から

子どもの貧困、不登校、いじめや差別などの問題が取り沙汰される中、とりわけ一般的には見えにくい「外国につながりを持つ子どもたち」に注目したのが本書である。 在日コリアン、中国、ブラジル、フィリピン、イン…

〈人・サラム・HUMAN〉長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会・共同代表/内岡貞雄さん

何事も真摯に向き合えば 1942年に136人の朝鮮人犠牲者が出た山口県の長生炭鉱。その歴史問題に取り組む同会は、山口初中への補助金停止に反対し、差別是正を求めて活動している。69歳にして中心的な役割を…