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本場の空気、技術に触れる/祖国での通信受講制度

【平壌発=黄理愛】日本各地にある朝鮮学校の高級部生徒たちが、民族芸術を本場・朝鮮で学ぶ通信受講制度。26回目となる今年は36人の受講生が参加した。受講を希望し審査に合格した生徒らは、高級部1年からの3…

弱さ受け止め「今」と向き合う/神奈川中高アート集団「오늘-Onuru」の初展示「自己検閲」

「成長とともに増えていく『常識』・『一般論』そして世間の目。型にはまっていく私。ふと、何にもとらわれず、自由に、のびのびと生きるその姿が、うらやましく感じた」(権景安「わたしと、」キャプションから) …

美しい生きざま後世に/元ハンセン病患者・盲目の歌人の金夏日さんへウリハッキョ教科書贈呈

不屈の精神を学ぶきっかけに 朝鮮学校の教科書編纂委員会による、元ハンセン病患者で盲目の歌人である金夏日さん(90)への教科書贈呈式が11日、群馬県草津市の栗生楽泉園で行われた。 以前、本紙連載「生涯現…

〈人・サラム・HUMAN〉「民楽」団員・タンソ奏者/許貴広さん

幼い頃から音楽に囲まれた生活を送ってきた。「両親が音楽好きで、朝鮮の歌や日本の歌が、家の中によく流れていた」。 初級部時代に始めた民族楽器とは、もはや切っても切れない関係となった。民族楽器重奏団「民楽…

〈ものがたりの中の女性たち 3〉「人はひとりでは生きてゆけない」/玉英

あらすじ 母を早くに亡くした南原に住む崔陟(チェチョク)は、父の友・鄭上舎(チョンサンサ)の元で勉学に励んでいた。崔陟は些細な礼にはこだわらない豪快な青年であった。 父を早くに亡くした玉英(オギョン)…

〈文芸同朝鮮舞踊コンクール〉“仲間同士、助け合って乗り越えた”/文芸同東海舞踊部

来年の結成30周年を控え、同盟員の拡大に精を出しているという東海支部。今回のコンクールには38人が出演し、16作品を披露した。 「『和やかな文芸同』をモットーに今まで練習に励んできた」と話すのは文芸同…

〈文芸同朝鮮舞踊コンクール〉みんなの力があったから/文芸同京都舞踊部

文芸同京都支部舞踊部長、李文清さん(39)は、全国最年少の舞踊部長。李さんは「京都での舞踊競演の開催が決まったときは、『ホンマに出来んの!?京都で!?しかも第10回やで』と、まず会場を取れるかどうかも…

〈文芸同朝鮮舞踊コンクール〉かけがえのない学び舎守る決意/文芸同広島舞踊部

第6回コンクール以来、約8年ぶりに参加する顔ぶれもいた。軽快なテンポから終盤には重みのある壮大な楽曲に乗せて、まるで花が舞うようになびく扇たち。寒い冬を絶えつぼみを咲かせる花のように「どんな逆境にも強…