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地域一丸となり公演を成功/金剛山歌劇団長野3公演、2100人が観覧

長野県3箇所で行われた金剛山歌劇団公演。10月11日の東信公演(上田市交流文化芸術センター「サントミューゼ」)には約800人が、12日の北信地区公演(長野市ホクト文化ホール)には約600人、28日の中…

〈本の紹介〉冊子「詩人尹東柱の想いをつなぐ記憶と和解の碑」/「建立委員会」編  

「詩人尹東柱 記憶と和解の碑」の建立を記念してまとめられた一冊。尹東柱にかかわった人たちの寄稿や、尹東柱と運命を共にし、福岡刑務所で獄死したいとこの宋夢奎、治安維持法に反対するため活動し、1929年3…

舞台「パッチギ!~東京1968~」/21日から東京・赤坂で上演

“今この時代だからこそ描かなければならない” 脚本家・羽原大介氏が主宰する演劇集団・昭和芸能舎の舞台「芸能舎版 パッチギ!~東京1968~」が今月21日から26日まで、東京・赤坂の赤坂レッドシアターで…

〈ものがたりの中の女性たち 6〉指に落ちた一滴の墨から恋が始まる/雲英

あらすじ 柳泳(リュヨン)という貧しい儒生が、世宗王の三男・安平大君の廃墟になった宮殿跡「壽聖宮」で、ひとり哀愁に浸り酒を呑み眠りこけていた。目を覚ますとすでに日は暮れ、妖しい気が辺りを覆う中、どこか…

京都・宇治川畔に「尹東柱 記憶と和解の碑」除幕/平和と人間の尊厳の発信地に

「詩人 尹東柱 記憶と和解の碑」が、京都・宇治市志津川の宇治川沿いに建立され、10月28日、午前、除幕式が行われ、午後には「記念のつどい」と祝賀宴が市内の日本基督教団宇治教会で行われた。12年前、日本…

〈ウーマン・ヒストリー 33〉女性医師、第1号・済州島の女性たち(上)/高守善

済州から初の京城留学 高守善は済州島から少し南にいった小さな島、加波島(*1)で生まれた。 母・呉栄元もこの島の無男独女として生まれた女性で、当時、女性は諺文(ハングル)だけできれば十分という風潮のな…

〈本の紹介〉「故郷」 李箕永作、大村益夫訳/朝鮮プロレタリア文学の代表作

この訳本で500ページをこえる「故郷」は1933年11月15日から34年の9月21日にかけて朝鮮日報に連載され後に単行本となった。本作品が書かれたのは、李箕永によれば、朝鮮人民の民族解放運動が高揚し、…

〈本の紹介〉「国家への道順」/柳美里著

人間の輝く知性と魂の叫び 国家とは何なのか。重い問いである。作家、柳美里さんは「月刊イオ」誌上で、2010年から7年にわたって、エッセイ「ポドゥナムの里から」を連載した。単なる身辺雑記ではなく、メイン…