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〈学美の世界 32〉無意識の安心感・同調から芽生える自我/康貞淑

子どもたちの作品に、子ども特有のしるし(印)があると感じた人は多いだろう。 天体、動植物、乗り物、人工物…共通認識として描かれたしるしに、集団生活の心理的同調を垣間見る。しかし、それらがまったく別の意…

短編小説「幸福」3/石潤基

われわれは時々、双方の家族5人で(常時、私に生まれたばかりの息子・潤があり、彼ら夫婦はまだ新婚早々であった)いまは暗闇の中に沈んでいるあの羊角島や、綾羅島へ遊びに出かけたものだった。私の耳に今も残って…

「平壌の人びと」テーマに伊藤孝司さんが写真展/三重、東京など各地で

朝鮮を長期取材してきたフォトジャーナリスト・伊藤孝司さんの写真展が日本各地で開催される。 1992年から43回訪朝し、日本による植民地支配の被害者たちを精力取材してきた伊藤さんが、今回新たなテーマとし…

〈コッソンイ・繋 -統一への思い咲かせ―〉7千人が歌う統一の歌/髙壽江さん(1992、明石初級・初3)

4.24教育闘争73周年に際して南朝鮮で出版された「コッソンイ」第3集「私たちは統一に走って行きます」には、1982年から2019年までの「コッソンイ」作文コンクール(主催=朝鮮新報社)入選作品のうち…

2021年度吹奏楽コンクール予選/各地で開催

ウリハッキョの名を胸に 2021年度吹奏楽コンクールの予選が各地で行われている。同コンクールは昨年度、新型コロナ蔓延防止の観点から中止になり2年ぶりの開催となった。予選には各地の朝鮮学校から6団体が参…

〈取材ノート〉駒大問題を取材して

駒澤大学に在学中の在日朝鮮人学生が、学生証の記載を「通称名」から本名に変えようとした際、大学側がその申し出を拒否し変更の条件として「お詫び」を求めた事件。今回、被害当事者の告白によって事件が明るみにな…

「チュチェを知る千葉の会」学習会に参加して/秋山真也

加害の歴史に向き合う 15回目となる「チュチェを知る千葉の会」学習会が6月6日に行われた。 本郷文化フォーラムワーカーズスクールの土松克典さんを講師に迎え、「南北朝鮮統一に向けて日本のわたしたちの考え…

朝鮮文化への初歩的な理解を/連続講座が開講

朝大と日本の研究団体が共催 連続講座「朝鮮民主主義人民共和国の大衆文化をひも解く」が7月24日、開講した。朝鮮大学校朝鮮問題研究センター朝鮮文化研究室と科研費基盤(B)「文化としての社会主義:北東アジ…