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「朝鮮の文化遺物・遺跡を訪ねて」/東京・国平寺で講演会

朝鮮文化研究会代表の平田賢一さんを講師に招いて講演会「朝鮮の文化遺物・遺跡を訪ねて 2010〜2019」が3日、東京都東村山市の国平寺で多くの同胞、日本市民の参加のもと行われた。 41年間務めた岩波書…

〈書評〉「滞空女 屋根の上のモダンガール」(三一書房)/李英哲

「あそこに人がいる」/乙密台に籠城した女性闘士の生涯 「滞空女(たいくうじょ)」―タイトルとその奇抜さを際立たせる装丁が目を引く。「屋根の上のモダンガール」という副題にそそられて最初のページを開いた瞬…

日本軍の迫害経験と関東大震災/朝鮮人虐殺の歴史的背景を考察

関東大震災における朝鮮人虐殺から97年を迎え1日、今年も各地で追悼式典が行われ、犠牲者を追悼し、歴史の歪曲と忘却に抗う意志が示された。他方で、東京墨田区の横網町公園で開催された追悼式典の目と鼻の先で、…

〈若きアーティストたち 147〉ピアニスト・ピアノ講師/黄有希さん

「もっと広い世界を」 取材に伺ったのはコロナ禍真っただ中の6月。黄有希さんは「こんな時期だから仕事が減っていて…キャリアを振り返りながら、今後について考えていた。だからこの時期にインタビューに来てくれ…

〈学美の世界 22〉良い作品の向こうには作家の姿が見える/崔誠圭

学校に入ったばかりの1年生の作品は無垢な驚きがあるが、2年生は思考力が高まり無意識と隣り合わせなイメージとの狭間で常に揺らいでいる。週に一度ある図工の時間「無意識の扉」を自由に開ける柔軟さで、難なく心…

〈人・サラム・HUMAN〉「だいろく友の会」共同代表/谷口滋さん(72)

手を取り合い、支えていく 今年8月に発足した東京第6初級を支える市民団体「だいろく友の会」の共同代表に就任した谷口滋さん。過去には東京都公立学校教職員組合委員長も務め、現在は「人権の21世紀をつくる文…

在日朝鮮人ハンセン病回復者の闘いをテーマに/高麗博物館で講演会

6月24日から東京都新宿区の高麗博物館で開催されている企画展「ハンセン病と朝鮮人」と関連し12日、「在日朝鮮人とハンセン病」(2019)の著者で国立ハンセン病資料館学芸員の金貴粉さんによる記念講演会が…

「浮島丸事件」から75年/京都・舞鶴で追悼集会、オンライン講演も

「浮島丸事件」から75年となった8月24日、京都府舞鶴市下佐波賀の「殉難の碑」前で浮島丸殉難者を追悼する会(以下、追悼する会)が主催する「浮島丸殉難75周年追悼集会」が行われた。 「浮島丸」の乗客は、…