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国立ハンセン病資料館で趙根在写真展開催

深い共感と使命感を胸に 多磨全生園入所者である大竹章さん(89)による講演会「趙根在さんの写真を語る」が11月29日、国立ハンセン病資料館で行われ、150人以上が足を運んだ。今回の講演会では11月16…

実習に参加した朝大生座談会

“歴史隠ぺいの現場を直接見た”/“歴史と自分自身を繋げる”  座談会出席者紹介 鄭善耿(文学歴史学部歴史地理学科2年) 鄭扇伊(政治経済学部法律学科2年) 金将寿(体育学部2年) 呉春華(教育学部教育…

朝鮮大学校歴史実習2014/「歴史の忘却」に抗い真相追究を

未来に繋がる実践的な活動 1986年から続いている朝鮮大学校歴史実習が11月13日から15日にかけて行われ、4年制学部の2年生と教育学部と短期学部の1年生が参加した。現地実習に先駆けて、10日から12…

歴史の遺産を次世代に/民族遺産保護に社会的関心

第1書記が談話発表 朝鮮で文化・歴史遺産保護の取り組みが積極的に推し進められている。先月24日、金正恩第1書記の談話「民族遺産保護事業はわが民族の歴史と伝統を輝かせる愛国事業である」が発表されたことで…

Fight for Justice開設一周年&ブックレット出版記念シンポジウム

右派に反撃、日本の「性奴隷」制を問う 26日、Fight for Justice開設一周年&ブックレット出版記念シンポジウム「『性奴隷』とは何か」が東京・水道橋にあるYMCA9階ホールで行われ、約26…

訴訟、署名運動、「支える会」運動/群馬朝鮮人追悼碑問題

 群馬県高崎市の「群馬の森」に建てられた朝鮮人追悼碑「記憶 反省 そして友好」の碑の設置期間更新申請に対して、群馬県当局が7月22日、突然、更新の不許可を決めた問題で「追悼碑を守る会」は直ちに抗議声明…

〈特集・東学農民戦争から120年〉中塚明、井上勝生両氏らに聞く

外交文書、戦史から抹殺 日本が朝鮮を支配するのに重大な一歩となったのは日清戦争だ。「朝鮮独立」のためと日本が言って始めた日清戦争の最初の武力行使が、朝鮮の王宮占領であった。中塚さんは1994年、奇しく…

〈特集・東学農民戦争から120年〉相次いだ殺戮命令と膨大な犠牲者/井上勝生

一瞬で山々を埋め尽くした白衣 今から120年前の10月、1894年の秋、日清戦争の平壌の激戦で辛うじて勝った日本軍は、鴨緑江を渡って清国領へ侵入していた。 今日本で、日清戦争は「日本と清国の戦争」と語…

〈特集・東学農民戦争から120年〉日本における甲午農民戦争・甲午改革・日清戦争の研究史/康成銀

1894年、朝鮮で甲午農民戦争、甲午改革、日清戦争が起こった。農民軍と朝鮮政府との間で結ばれた全州和約によって、下からの農民軍改革案と上からの甲午改革が結びついて、自立的な近代化の道が大きく開かれよう…

〈特集・東学農民戦争から120年〉朝鮮史研究の第一人者・中塚明氏に聞く

最大の問題は戦争責任の免責 今年は第一次世界大戦の開戦100周年にあたるが、今日の日本人の歴史認識を根本から問い直すには、その20年前、日清戦争から120年ということを、あらためて自覚することが大切で…