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“言葉の豊かさの中にある人間愛”/平和への「記憶」伝えたい

没後70年を向かえ「福岡に尹東柱の詩碑を建てる会」発足 詩人尹東柱は、1917年、旧満州(中国東北地方)で生まれ、ソウルの延禧専門学校(現延世大学)を卒業後、立教大学を経て同志社大学に留学中の1943…

東京国立博物館を提訴、「文化財還収委員会」/主要な問題点

今訴訟の趣旨は、東京国立博物館の拒否決定処分(2014年8月18日)を取り消せということである。 慧門師の保管中止要請に対し東京国立博物館が拒否決定処分を下し、調停で盗掘品所蔵疑惑について「答弁しない…

東京国立博物館を提訴、「文化財還収委員会」/北南共同で返還を要求

「朝鮮大元帥の甲冑は、軍統帥権の最高シンボル」 去る2月9日、「文化財チェジャリ・チャッキ(還収委員会)」の代表、慧門(ヘムン)師が、小倉コレクションから寄贈(1981年)された文化財(34点)の所蔵…

植民地被害者子孫への人権侵害の停止を

山口県下関市は過去、朝鮮人強制連行の玄関口の役割を果たした関釜連絡船の発着地であった。一昨年、長生炭鉱の犠牲者の名を刻んだ追悼碑は会の約20年のわたる地道な運動によってようやく建立された。しかし、県と…

山口で長生炭鉱水没事故73周年追悼集会

「歴史の真実」と向き合い、遺骨返還を 1942年、長生炭鉱(海底炭鉱)で183人中、136人の朝鮮人が犠牲になった水没事故の追悼の集いが1月31日、事故現場に近い山口県宇部市床波の追悼広場で行われ、南…

科学史に先人の英智を見出す

朝鮮科学史三部作・全五巻の刊行を終えて 「三部作」という表現は、普通、第三者が客観的評価として用いるもので、自らがそう呼称することは少ないだろう。それをあえて使用したのは、一つの目標としてきたからであ…

刻まれた加害と被害の記憶/山本宗補写真展

戦争の実相を未来の世代へ/“今こそ個人史に立ち返るべき” 「『戦後』はまだ…刻まれた加害と被害の記憶」写真展(主催=フィリピン元「慰安婦」支援ネット・三多摩)が1月23日から25日にかけて、武蔵野芸能…

朝鮮人強制連行異聞・アボジの渡ったアリラン海峡/高見恒憲

(序めに) 勇俊兄さん 陰暦の三月三日がくるね 南から燕が渡ってきて/蛇は冬眠を終えて/ 這い出してくるよ 椿咲き 菖蒲の芽も息吹いてきた/この日は 七十歳で死んだ ちょうどアボジの十三回忌/一族、親…

〈ウーマン・ヒストリー 1〉朝鮮初の文学者夫婦/崔順愛(上)

朝鮮童謡の開拓期 朝鮮児童文学の特殊性は国を奪われた日帝植民地下で誕生したことと言えるだろう。当時朝鮮は形式上、表向きには近代化が成されていたが内部には相変らず前近代的な封建的習性が根強く残っており、…

1965年体制の克服を!/来年は「韓日条約締結」60年

12月7日、文京区民センターで日韓つながり直しキャンペーン「2015年、どう行動するか―討論集会ーー1965年体制を終わらせていくために」が100余人の参加の下、開かれた(写真)。