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〈学美の世界52〉アップデートされる表現/河美香

学美は回を重ねるごとに、表現方法、表現媒体がどんどんアップデートされている。それは絵画作品にとどまらない。立体作品は材料も規模も多彩になり、写真作品、映像作品と多種多様になっている。一つの展覧会で、こ…

冤罪事件扱った映画を緊急上映/東京中野で15日から

袴田事件再審うけ 57年前、家族4人を殺害したとして逮捕され、その後死刑が確定した袴田巌さんの再審が3月13日、最高裁で認められた。これを受け、在日朝鮮人2世の映画監督・金聖雄さんによる冤罪事件を扱っ…

留学同神奈川、初の文化公演に130人集う

運動の導火線となる決意 「第一回留学同神奈川綜合文化公演 ~걸음 歩み~」が3月25日、神奈川県横浜市の横浜市港北公会堂で行われ、地域の同胞や日本市民ら約130人が観覧した。 毎年、各地では留学同同盟…

〈学美の世界51〉「想い」の表現/金潤実

自己に向かう豊かな想像力は、同時に誰かの複雑さを想う力にもなる。想像力によって他者に出会い、他者を想う時、そこに表現されるものは決して理念ではない。クラブ生の作品を中心に、誰かを想い、誰かのための表現…

幅広い世代が思いを表現/在日コリアン女性美術展「パラムピッ」

約4年ぶり、出品数は前回比約2倍 在日コリアン女性美術展「パラムピッ(바람빛)」(以下、「パラムピッ」)が3月30日から4月3日まで、東京の品川区民ギャラリーで開催され、通算420人の同胞、日本市民ら…

“過ぎ去る毎日を形に”/「パラムピッ」出品者たちの思い

約4年ぶりの開催となった在日コリアン女性美術展「パラムピッ」(3月30日~4月3日、東京・品川区民ギャラリー)は、前回(2019年)比で出品者数が1.5倍、出品数は約2倍と、ボリュームが増した展示会と…

長野・上田で3年半ぶりの開催/金剛山歌劇団2022千秋楽

“歌劇団が上田に帰ってきた!” 金剛山歌劇団2022年度アンサンブル公演「あの空に」(主催=実行委員会、後援=日朝上小地区の会、上小地区労働組合会議、金剛保険長野支社)が3月27日、長野県上田市のサン…

〈今月の映画紹介〉RRR/S.S.ラージャマウリ監督

抑圧と抵抗、そして解放 昨年10月に封切りし、現在までも各地の劇場で上映されている話題のインド映画「RRR」。 かつてインドを植民地支配していたイギリス帝国の粗悪な蛮行と、それに命を懸けて抵抗するイン…

「検閲」と闘い続ける/3人のアーティストがトークイベント

昨年8月~11月にかけて東京都人権プラザで公開予定だった、映像作品「In—Mates」(2021)が都の介入により上映中止となった。これと関連し4日、トークイベント「アートと検閲 歴史の否定・権力への…

【新連載】光るやいのちの芽~ハンセン病文学と朝鮮人~①

今年2月から、東京都東村山市の国立ハンセン病資料館では、企画展「ハンセン病文学の新生面 『いのちの芽』の詩人たち」が開催されている。ハンセン病文学をテーマにした同企画展では、ハンセン病患者・回復者に対…