〈2017年度入学式〉4年ぶりの初級部新入生に歓喜/栃木初中
2017年04月05日 14:16 民族教育地域同胞たちがひとつに
栃木初中の入学式が2日に行われ、4年ぶりに初級部生が入学した。当日、2人の新入生を祝うために約150人の同胞たちが駆けつけた。入学式に先立ち、多くの同胞たちが教育環境の整備に尽力し、新入生の教室のペンキ塗り、校舎1階の男女トイレの改修などが行われた。今後、教育のICT化を推進するために全ての教室にWi-Fi回線が整えられる予定だ。
「今日という日は、新入生と家族、親族だけでなく栃木の全ての同胞たちの胸に刻まれ、栃木民族教育史にいつまでも刻まれる大慶事となった」
入学式であいさつに立った趙昌烈校長は、学校創立60周年(創立日4月8日)と教育援助費と奨学金が寄せられて60周年を迎える意義深い時期に、4年ぶりの新入生を迎えたことについて、喜びと感激を噛み締めながら語った。
新入生の梁正義、安世成さんは、10年から学齢前児童と保護者たちによるふれあいの場として運営されていた「アルム」、そして15年からそのスタイルを変えて学校を拠点に月に1回行われている「幼児教室」に通ってきた。