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「権力争い」報道は冒涜、朝鮮中央通信が論評

2012年07月25日 16:42 朝鮮半島

朝鮮人民軍の幹部人事をめぐり、米国や南朝鮮などで「朝鮮指導部内部の権力争い」などのデマが流されていることと関連し、朝鮮中央通信社が20日、論評を発表した。

15日に開かれた朝鮮労働党中央委員会政治局会議で、健康上の理由から李英鎬総参謀長がすべての職務から解任された。米国のFOXニュース、CNN、VOA、ニューヨーク・タイムズ、ロサンゼルス・タイムズ、南の朝鮮日報、東亜日報、KBS放送をはじめとしたメディアは、朝鮮が先軍政治から離脱して軍に対する朝鮮労働党の統制を強める「先党政治」へ権力を再編したなどと報じている。

論評は、「朝鮮についてこんなにも知らず、これほど愚かで稚拙なのかという考えで失笑を禁じ得ない」と一蹴。「憶測やたわごとでわれわれの内政に干渉」することは、「乱暴な国権侵害行為」であると主張した。

論評は、「先軍の道、自主の道へ進むわれわれの路線にいささかの変わりも、紆余曲折もない」と言及しながら、「権力争い」報道は、朝鮮に対する「耐えがたい冒とくであり、挑戦」であると強調した。

(朝鮮新報)

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