伝統の味を子どもに伝授/東京第2初級でキムチ作り体験、焼肉「トラジ」が協力
2017年02月24日 09:44 民族教育日本各地に数十店舗を構える焼肉「トラジ」の提案、協力のもと18日、東京第2初級の児童、保護者を対象にキムチ作りが行われた。
同校では、餅つき、新入生1日登校、マラソン大会がこの時期の恒例行事となっており、今回のキムチ作りもその一環として、マラソン大会と同じ日に行われた。
同校体育館で行われたキムチ作りではまず、「トラジ」の社員たちの手で朝鮮の食文化であるキムチの歴史、その高い栄養素、健康に与える効能、そしてキムチの材料、作り方について映像を交えて説明した。
同校の近くにある「トラジ」のセントラルキッチンでは毎日200kgのキムチが作られており、その一部が今回提供された。キムチは数日かけないと完成しないため、社員たちがほとんどの調理工程を済ませた白菜とヤンニョムがテーブルに並べられた。
子どもたちが行ったのは、白菜にヤンニョムを塗り込む仕上げの作業。社員たちは丁寧にアドバイス、手助けし、子どもたちは楽しく、そして真剣な面持ちでキムチ作りに励んだ。
同校の児童の中には、初めてキムチを作った子が少なくなく、「キムチを作るのにすごい手間と時間がかかることを知った」などと語った。