「デイに春香がやってきた!」、金剛山歌劇団、愛知の同胞福祉施設を訪問
2012年07月20日 15:56 権利舞踊ミュージカル「春香伝」巡回公演中の金剛山歌劇団の俳優4人が愛知県のデイサービスセンター「いこいのマダン」と「ゆめマダン」で慰問公演を行った。
16日に名古屋で「春香伝」が上演されたが、会場に足を運べなかったハルモニ、ハラボジたちがいたため、NPO法人コリアンネットあいちが金剛山歌劇団に公演を依頼。春香、夢龍、香丹、卞学道役の俳優たちが17日午前に「いこいのマダン」、午後に「ゆめマダン」をそれぞれ訪問した。「いこいのマダン」には「せとマダン」のハルモニたちも駆けつけた。
俳優らは「春香伝」の主人公2人の愛が深まる場面を中心に小公演を披露した。
ハルモニやスタッフたちはうっとりとしながら観覧し、われ先にと記念撮影やサインを求めていた。俳優たちと手を取り合って踊りも楽しんだ。
同胞や日本市民らに支えられながら、民族芸術の担い手として成長する金剛団歌劇団の俳優たちを身近に接したハルモニたちは、「きれいだった」「こんなこと一生に一度しかないだろう」「ありがとう」としきりに感謝していた。
コリアンネットあいちのスタッフたちは、朝鮮民族が誇る古典の素晴らしさと金剛山歌劇団の芸術性が融合した舞踊ミュージカル「春香伝」を、より多く人々に見てもらいたいと心から願っていた。
(コリアンネットあいち)