朝大ラグビー部、関東2部残留／リーグ入れ替え戦で玉川大に63−18で勝利

入れ替え戦では激しい攻防が繰り広げられた。

今年度の関東大学ラグビーリーグ戦2部で1勝6敗（7位）の朝鮮大学校が11日、玉川大（3部2位）との入れ替え戦に臨み、63−18で勝利し2部残留を決めた。

朝大と玉川大は昨年の入れ替え戦でも対戦。そのときは当時3部だった朝大が勝利して2部昇格を決めた。

試合は、リベンジに燃える玉川大がペナルティゴールで3点を先制するが、すぐさま朝大の金秀隆選手（1年、大阪朝高出身）がタッチライン際を走り抜けてトライし5−3で逆転。その後、両者とも得点を重ね、17－13で朝大がリードしたまま、前半が終了した。

後半は、朝大がモールで8連続トライを決めるなど怒涛の攻撃を仕掛けて玉川大を圧倒し、勝利を決定づけた。

仲間たちと喜びを分かち合っていた朝大の文健主将（4年、大阪朝高出身）は、「たくさんの人たちの応援のおかげで、『チャレンジ』をかかげた今年の集大成となる入れ替え戦で力を発揮できた。朝大ラグビー部でプレーできたことを誇りに思う」と涙ながらに語った。