豊富なデザイン、需要を充足/ノート工場が新設
2016年05月02日 12:10 共和国新緑の4月、各学校では新学期がスタート。朝鮮では近年、全般的12年制義務教育の実施とともに、教育の質向上に大きな力が注がれている。
新設されたミンドゥルレ・ノート工場は、全国の幼稚園から大学に至る子どもと学生たちに供給するノートを専門に生産する工場。生産工程が自動化・ライン化された同工場の年間生産能力は、5000万冊で、各年齢や科目に沿った豊富なデザインは数十種類に及ぶという。
同工場を現地指導(19日発朝鮮中央通信)した金正恩第1書記は、同工場で生産されたノートを見て、良質のノートを受け取って喜ぶ子どもたちと学生たちを思うと踊りたい気分だと述べ、子どもたちの明るい笑いと幸福のために工場の生産を一瞬も止めてはならないと強調した。
第1書記は、現代的なノート工場が建設されたことで、ノートの全国的な需要を十分に満たせるようになったとしながら、今後は1億5000万冊のノートを生産する問題など、工場に提起される課題を示した。
(淑)