朝鮮が宇宙関連の国際協定に加入

協力強化に寄与

朝鮮中央通信は23日、朝鮮が宇宙関連の国際協定に加入したと報じた。

22日、政府決定にしたがって、「宇宙飛行士救助と帰還および宇宙物体返還に関する協定」と「宇宙物体による被害に対する国際的責任に関する協約」に加入した。

通信によれば、1968年4月22日に締結された「宇宙飛行士救助と帰還および宇宙物体返還に関する協定」には、宇宙飛行士と宇宙物体およびその部分品が締約国の領土、領海、領空に落下したり発見された場合、発射国にそれを返還することなどが規定されている。

1972年3月29日に締結された「宇宙物体による被害に対する国際的責任に関する協約」は、宇宙物体によって地球上で人命および財産被害が発生したり、飛行中にある飛行機が被害を受けた場合、発射国がその責任を負って補償することを義務化している。

通信は、上記の協定と協約に加盟することによって、朝鮮は宇宙科学研究および宇宙活動分野において国際的信頼をさらに増進させ、他国との協力強化に積極的に寄与するであろうと伝えている。

（朝鮮新報）