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〈第1書記の活動・2016年1月〉科学技術殿堂の竣工式に参席

2016年02月08日 17:16 共和国

新年の扉、「科学で開いた」

金正恩第1書記は元日、平壌に新たに建設された科学技術殿堂の竣工式に参席。殿堂の内部を見ながら、朝鮮労働党第7回大会を迎える新年最初の扉を科学で開いたと意義深く指摘した。

人材強国化に貢献

大同江の中洲・スク島に建てられた科学技術殿堂は数千台のコンピューターが設置された大規模な電子図書館で、あらゆる科学技術情報を利用者に提供するところだ。

人工衛星運搬ロケット「銀河3号」の模型が設置された内部の中心ホールを軸として形成された各階には、科学者、技術者はもちろん、労働者や農業従事者、学生たちが科学技術の原理と方法を体得することのできる部門別科学技術展示場がある。

科学技術殿堂の内部(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

科学技術殿堂の内部(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

第1書記は科学技術殿堂の建設を自ら発起し、人民軍を中核とした建設グループを結成。昨年2月には建設現場を現地指導し、提起される全ての問題を明示した。

第1書記は、科学技術殿堂の竣工は朝鮮労働党が科学部門をどれほど重視しているのかを示すと述べ、国の貴重な富である科学技術殿堂の運営をしっかり行って全人民科学技術人材化、科学技術強国化、人材強国化の実現に大きく貢献しなければならないと強調した。

また、科学部門は科学技術開発陣をしっかり整えて科学者、研究士の協力を強化し、収めた成果と経験を広く一般化することで、国の科学技術を絶え間なく発展させなければならないと述べた。

さらに、農業部門が技術革命を力強く行って科学的な営農方法を取り入れて営農作業の機械化の割合を高めるとともに、科学農業、科学畜産を盛り立てることについて指摘した。

第1書記は、知識経済時代であるこんにち、教育部門が教育の条件と環境を一新する活動を推し進めることで、社会主義経済強国の建設を早める役割を立派に果たす人材が国にあふれるようにしなければならないと強調した。

「民族の宿願が現実に」

1月6日、朝鮮は初の水爆実験を実施した。第1書記は水爆実験成功と関連して、人民武力部を祝賀訪問し、朝鮮労働党第7回大会が開かれる新年の年頭に断行した水爆実験は、米国と帝国主義者の核戦争の危険から国の自主権と民族の生存権を守り、朝鮮半島の平和と地域の安全を保証するための自衛的措置であると述べ、これは主権国家の合法的権利であり、誰も中傷できない正当なものであると指摘した。

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