平統協結成25周年記念シンポ、東京で開催
2015年11月20日 09:51 朝鮮半島「統一の未来を開こう」
在日朝鮮人平和統一協会(平統協)結成25周年記念シンポジウム「分断70年、統一の未来に向かって」(主催―同実行委員会)が16日、約200人の参加の下、東京・北区で行われた。総聯中央・徐忠彦国際統一局長、李東済会長をはじめとする平統協の役員、幹事、関東地方の総聯活動家や在日同胞が参加したほか、在日韓国民主統一連合(韓統連)・孫亨根議長、ソウルから来日した檀君民族平和統一協議会のユン・スンギル事務総長、韓民族運動団体連合のリ・パナム共同代表をはじめとする代表たちが招待された。

「分断70年を越えて考える祖国と在日同胞」というテーマでシンポジウムが行われた
実行委員会共同委員長である平統協・尹碧巌副会長(国平寺住職)、檀君民族平和統一協議会のリ・ジョンフィ事務局長、韓民族運動団体連合のチョン・ソンファン運営委員がそれぞれあいさつに立ち、北と南、海外同胞の団結した力で外部勢力による分断に終止符を打ち、自主統一の新しい時代を開いていこうと呼びかけた。
朝鮮大学校政治経済学部・崔勇海学部長が「分断70年と統一の未来―再び考える6.15、10.4宣言と統一情勢の展望―」というテーマで基調講演を行った。
崔勇海学部長はまず、分断が70年もの長きにわたって続き世代交代が進む中、統一は困難であり、統一が一体何をもたらしてくれるのかと疑問を呈するなど、在日同胞の統一意識に変化が表れていると述べた。