〈朝鮮服飾ものがたり 31〉チュモニ
2007年06月27日 00:00 文化・歴史一般の人たちの要飾品のひとつで、男女共に身につけた。形により、トゥルチュモニ、キィチュモニ、黄嚢、宮嚢などがある。トゥルチュモニは円く、口には左右両方から2本のひもを通し、それを絞って開閉した。黄嚢は新郎が身につけるもの、キィチュモニは「耳」が出きるよう折りたたんで1本のひもを通して使った。
ほかにも、煙草を入れるものや子ども向けのものなど多数ある。
(出展「李朝服飾図鑑」=朝鮮文学芸術総同盟出版社、1962年版より)