〈朝鮮と日本の詩人 63〉中浜哲
2008年08月04日 00:00 文化・歴史髭の凍る冬の朝うたう
髭の凍る冬の晨だった
京城の裏長屋を借りて住んで居た
「久さん」は漢江へスケートと魚釣りを見に出掛けた
「鉄」は朝鮮芝居の楽屋へ潜り込んで行った
オンドルは無かったが
アンカは有った
三人は其日の収穫を語り合った
朝鮮の夜は重苦しかった
髭の凍る冬の晨だった
京城の裏長屋を借りて住んで居た
「久さん」は漢江へスケートと魚釣りを見に出掛けた
「鉄」は朝鮮芝居の楽屋へ潜り込んで行った
オンドルは無かったが
アンカは有った
三人は其日の収穫を語り合った
朝鮮の夜は重苦しかった