〈朝鮮と日本の詩人 58〉宮柊二
2008年05月19日 00:00 文化・歴史日本の再軍備 憎み卑しむ
前線に到らむとして半島の道急ぐ武装の兵写されつ
ほとほとに歩みあまして嘆くときも暗し朝鮮も暗し
はこばれてこし、韓国の徴募兵この高原に鍛はるるとぞ
わが国のものにはあらぬ飛行機の爆音は絶えず夜空にひびく
公然と再軍備論なすものを憎み卑しみ悶ゆとうつたふ
前線に到らむとして半島の道急ぐ武装の兵写されつ
ほとほとに歩みあまして嘆くときも暗し朝鮮も暗し
はこばれてこし、韓国の徴募兵この高原に鍛はるるとぞ
わが国のものにはあらぬ飛行機の爆音は絶えず夜空にひびく
公然と再軍備論なすものを憎み卑しみ悶ゆとうつたふ