朝鮮男女が日本に勝利/サッカー・東アジアカップ
2015年08月04日 15:01 スポーツ中国・武漢で開催されている東アジアサッカー連盟(EAFF)主催の東アジアカップ(8月1~9日)の初戦で、朝鮮は男女とも日本に勝利を上げた。女子(1日)は4-2で快勝、男子(2日)は2-1で逆転勝ちを収めた。朝鮮中央テレビは日本に立て続けに勝利した試合を録画中継。祖国解放70周年に花を添えた。女子は4日(22時~、時刻はすべて日本時間)に中国との対戦でも2-3で勝利。8日(18時10分~)に南朝鮮との最終戦に臨む。一方男子は、5日(22時~)に中国、9日(18時10分~)に南朝鮮と対戦する。
女子は、リ・イェギョン選手が前半36分に先制点をあげ、日本に追いつかれたものの後半21分にも得点をあげた。また、ラ・ウンシム選手が後半35分に勝ち越しゴールを決め、36分にもダメ押しのゴールを決めた。
さきのワールドカップで準優勝した日本を相手に勝利したことについて、女子代表のキム・グァンミン監督は、「厳しい試合を予想していたが実際にやってみたらわれわれも十分に勝てるという自信を持った」とし、選手の精神力を勝利の原動力に挙げた。
前回大会で優勝した女子は、連覇がかかる。
一方、男子は試合開始早々の3分に失点したが、後半33分にリ・ヒョクチョル選手、さらに同43分に、後半途中出場したパク・ヒョンイル選手が得点をあげ、勝利を掴んだ。
男子は6月に招集されたチームで、2018年W杯ロシア大会・アジア2次予選では2連勝で首位につけている。
キム・チャンボク監督は、国家代表チームの監督を初めて務めている。試合後、キム監督は「組織力と精神力で日本を圧倒し、勝利を導いた」と勝因を述べ、「結成されてまもないチームだが、訓練を通してこれを克服しようと努めた」と話した。
また、「日本はそれほど空中戦が強くないと思ったので、(190センチ越えの長身の)パク・ヒョンイルを投入した。それが見事に的中した」と話した。パク・ヒョンイル選手は1ゴール1アシストの大活躍。21歳、鴨緑江チーム所属のパク選手は今回代表チーム招集された。
(朝鮮新報)