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〈みんなの健康Q&A〉虫歯予防とフッ素うがい-特徴と効果

2011年04月27日 00:00 文化・歴史

今日は、虫歯予防とフッ素うがいについて話したいと思います。

現在日本では、2012年度までの健康づくり運動として9つの健康分野のそれぞれに目標設定がなされていて、そのうち「歯の健康」では、(1)幼児期の虫歯予防.虫歯のない3歳児を80%以上に、(2)学齢期の虫歯予防.12歳児の永久歯虫歯数の平均を1歯以下に、(3)成人期の虫歯予防.40歳と50歳で進行した歯周炎に罹患している(4ミリ以上の歯周ポケットを有する)者の割合を30%以上減らす、(4)歯の喪失予防.8020(80歳で20本の自分の歯が残存)達成者と6024(60歳で24本の自分の歯が残存)達成者の割合をそれぞれ20%以上、50%以上に―と目標値が定められています。

このことは、永久歯の喪失を防いで咀嚼機能を維持し健康寿命を延伸しようとする考えであり、「フッ素配合物の応用」を虫歯リスクの低減目標として位置づけています。

具体的に言いますと、幼児期の虫歯予防に「フッ素を歯にぬる」、学齢期の虫歯予防に「フッ素入りの歯磨き粉を使用する」、その他に「フッ素うがいを行う」などがあります。

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