〈高麗人参余話 50〉にきび
2004年09月17日 00:00 文化・歴史にきびは「青春のシンボル」などと悠長な事を言ってはいられない。一般に思春期の男女に多く、23歳までには自然に治るとされているが、大事な顔の中に赤みを帯びながら大きくふくれてくる。細菌に感染しやすく、だんだん赤みが強くなり、痛みが加わりその中心部がうんで黄色になってくる。強く押すとうみが出てくる。治った跡に黒茶色のあとを残す事もある。ひどくなると汗腺付近の表皮細胞が角質化され、穴がふさがれて皮膚の中に脂肪が溜まり顔の表面に大きく突出してくる。男子のにきびは女子の場合より重い場合が多い。