開城の安和寺を改修
2015年07月23日 14:28 共和国駐朝ドイツ大使館が協力
朝鮮中央通信によると、高麗時代(918―1392)の歴史遺跡、安和寺が改修された。
安和寺は、開城市高麗洞の松岳山の中腹にある。
関係者によると、この工事は昨年10月、朝鮮の民族遺産保護指導局と駐朝ドイツ大使館との間に締結された開城市歴史遺跡補修協力に関する合意書によって行われた。
今回、歴史主義の原則と原状保存の原則で安和寺にある羅漢殿、大雄殿、僧坊の腐食した木製部材と瓦を取り換え、五百羅漢の彩色の補修を行い、丹青をあらためて施した。
安和寺は930年8月、高麗太祖王建(877―943)が国土統一のために命をささげた自分の従弟である王信の「冥福」を祈るために建てた。