〈朝鮮歴史民俗の旅〉花(3)
2004年03月27日 00:00 歴史国ごとに親しみのある花がある。英国人はバラ、中国人は牡丹である。日本人はといえばもちろん桜だろう。
親しみを感じるにはそれなりの理由がある。英国人がバラなのは、英国王室のシンボルであったことにもよるが、庭を飾るのに適しているからという。中国が牡丹であるのは、花の王と呼ばれるこの花が文明の中心である中国にふさわしいもの、つまり、中華思想の象徴的な花であったからである。
国ごとに親しみのある花がある。英国人はバラ、中国人は牡丹である。日本人はといえばもちろん桜だろう。
親しみを感じるにはそれなりの理由がある。英国人がバラなのは、英国王室のシンボルであったことにもよるが、庭を飾るのに適しているからという。中国が牡丹であるのは、花の王と呼ばれるこの花が文明の中心である中国にふさわしいもの、つまり、中華思想の象徴的な花であったからである。