〈朝鮮の風物・その原風景 2〉ウォンドゥマク(園頭幕)
2007年09月01日 00:00 文化夏彩る農村の手軽な避暑法
朝鮮では古くから、濯足、流頭、背沐などで夏の暑さを凌いだといわれる。濯足は水に足を浸して涼を得る方法で、「東国歳時記」にもその記録がみえる。流頭、背沐は、文字通り髪や背中に水を流して熱を逃す方法として、民間で広くおこなわれた手軽な避暑法だ。
だが、それに優るとも劣らぬ、避暑法がある。ウォンドゥマクである。
朝鮮では古くから、濯足、流頭、背沐などで夏の暑さを凌いだといわれる。濯足は水に足を浸して涼を得る方法で、「東国歳時記」にもその記録がみえる。流頭、背沐は、文字通り髪や背中に水を流して熱を逃す方法として、民間で広くおこなわれた手軽な避暑法だ。
だが、それに優るとも劣らぬ、避暑法がある。ウォンドゥマクである。