大阪同胞体育人が「新春の集い」、2012年に大きな成果を
2012年01月31日 11:40 スポーツ「2012年大阪同胞体育人新春の集い」が1月21日、大阪市内の飲食店で行われ、在日本朝鮮人大阪府体育協会に所属する20の競技別協会と体育団、地域のスポーツサークルなどから、代表ら150人が参加した。
集いは、大阪の体育人たちが「トンポアイネット拡大21」を盛り上げ、スポーツ愛好家や若い世代をはじめ各界各層の同胞たちのニーズに即してスポーツ事業をいっそう前進させる契機にしようと毎年開催されている。
大阪体協の金鉉二会長は報告で、昨年の成果について紹介。とくに在日本朝鮮人大阪府空手道協会が結成された意義について強調した。また、3年連続で「全国大会」出場を果たした大阪朝鮮高級学校ラグビー部の活躍などについても言及した。大阪体協の今年の方針については、▼競技別協会と連盟、体育団が各種多様なスポーツ活動と競技大会を開催し、同胞民族圏拡大のための運動を推し進め、▼学校スポーツの活性化に努め、▼祖国のスポーツ発展に寄与し、▼民族和合事業と対外事業を推進していくとした。
つづいて大阪府朝鮮囲碁協会、大阪スキー団、大阪府朝鮮学校体育指導委員会、大阪府同胞登山協会に功労賞が伝達された。
集いでは、総聯大阪府本部の夫永旭委員長、大阪府商工会の呂光市会長、在日本朝鮮人体育連合会と中央競技協会の代表をはじめ参加者らが紹介された。また、昨年のスポーツ行事と競技大会を紹介する情報誌「大阪体育」が配られたほか、大阪朝鮮歌舞団の公演、各種ゲームなどで賑わった。
参加者たちは、2012年にも大阪同胞社会のスポーツ事業において大きな成果を上げようと決意を新たにした。
(大阪体協)