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〈若きアーティストたち 43〉絵本作家・崔玉貴さん

2006年11月14日 16:15 文化・歴史

緑のきれいな山で暮らす、うさぎちゃん、ねこちゃん、いぬくん、ひよこちゃん。山にたった一つしかない「虹の花」をみんなで大切に育てようと順番に花に水をあげることにする。しかし、「みんながあげているから大丈夫」と水やりを怠け、「虹の花」を枯らせてしまう。みんなは涙を流し悲しむ。次の日も「虹の花」をさがすが見つからず、ふと見上げた空に大きな虹が。うれしくてまた泣いたうさぎちゃんの目は真っ赤になってしまう。

絵本「にじのはな」(文芸社、06年8月出版)は「なぜ虹は空にあるのか」「うさぎの目はなぜ赤いのか」という仮説から出発した物語だ。

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