〈朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち〉作家・白信愛
2003年05月19日 00:00 歴史白信愛は慶北永川の巨商の娘に生まれたが、封建的な父は彼女の並々ならぬ向学心に理解を示さなかった。
5歳で漢文を習いはじめ、幼少の頃から兄の書棚にあった古今の小説を読みあさり、「早熟な子」と言われた。普通学校(10~14歳)卒業後、15歳で母校の夜学の先生(1年有余)となる。農村女性への啓蒙の意欲に燃えてのことだった。
白信愛は慶北永川の巨商の娘に生まれたが、封建的な父は彼女の並々ならぬ向学心に理解を示さなかった。
5歳で漢文を習いはじめ、幼少の頃から兄の書棚にあった古今の小説を読みあさり、「早熟な子」と言われた。普通学校(10~14歳)卒業後、15歳で母校の夜学の先生(1年有余)となる。農村女性への啓蒙の意欲に燃えてのことだった。