〈子ども美術館 12〉学美賞「学芸会」(水彩、クレヨン)
2011年03月16日 00:00 文化千葉朝鮮初中級学校・初級部3年 李杏球
子どもが学芸会で感じたこと-。それは、いろんな音であり、リズムであり、人との出会いであっただろう。
色遊びで置かれたさまざまな点は、音符のようであり、ボールや人が遊んでいるようでもある。
色とりどりの形や線は、楽しく、優しく、その時の作者の気持ちを表現しているようだ。
学芸会の光景、匂い、空気、気持ち。子どもの「五感」が伝わる素晴らしい作品だ。
子どもは時に鋭く、時に優しく、感じたことを素直に表現してしまう。
(中央審査委員・金順玉)