2015年度・東京中高学区教育研究会/時代に合った教育方法と内容を模索
2015年06月29日 14:38 民族教育「2015年度東京中高学区教育研究会」が6月27日、東京朝高で行われ、東京、西東京、千葉、埼玉の教員200人が参加した。
研究会では、まず朝大の朴明准教授が「チュチェ新100年代人材強国建設に向かう祖国の最近の教育現状」、朝大の金勇大准教授が「激変する教育趨勢を見る視点」と題した全体講義を行った。また、2013年に発足した「東京中高学区特別支援教育研究会」の活動内容について同会の責任者を務める東京朝鮮第4初中級学校の呉英哲校長が報告した。
その後、「『高校無償化』裁判闘争について」「プログラミング教育について」「応急処置について」「発達科学について」「担任事業をより上手く行うために」「支援が必要とされる対象について」の6個の小分科に分かれて講義が行われた。
「プログラミング教育について」の講義を受けた東京第3初級の夫秀浩教員(30)は「プログラミング教育の導入は子どもたちの創造性を育む教育的効果があると感じた」とし「今日の講義を通じて、ICT教育を導入するための基盤となる授業の質の追求はもちろん、教育にさらなる利便性を与えるICT教育の方法を模索し、導入できるよう努力したいと思った」と語った。
(宥)