朝日友好親善協会が声明を発表/日本の総聯に対する政治的弾圧を糾弾
2015年05月15日 09:31 共和国朝鮮中央通信によると、朝鮮の朝日友好親善協会が14日、声明を発表した。日本当局による総聯と在日同胞に対する政治的弾圧と人権蹂躙行為を糾弾し、不当に逮捕した総聯の活動家の釈放を求めた。全文は次のとおり。
12日、日本反動層は京都府と神奈川、山口、島根各県の警察ごろを駆り出して白昼に3人の総聯(朝鮮総聯)活動家に手錠をかけて連行し、彼らの家宅を強制捜索するファッショ的暴挙を働いた。
朝日友好親善協会は14日の声明で、総聯と在日朝鮮人に対する日本反動層の前代未聞の非人間的な弾圧蛮行を強力に断罪、糾弾した。
声明は、今回の事件で日本は世界の面前で「法治国家」「民主主義国家」の仮面を完全に脱ぎ捨て、野蛮国、ごろつき国家としての正体をさらけ出したと指摘した。
日本の警察当局が今回、自分らが逮捕した総聯の活動家が「朝鮮産マツタケを日本に輸入」して「外為法」に違反した事件に関係しているというほらを吹いているが、それは何の法律的根拠もない単なる虚偽とねつ造劇にすぎないと暴いた。
総聯が結成されて60年になりつつあるこんにちまで、日本反動層の反総聯、反朝鮮人策動が一日もやまなかったが、今のように執ようかつヒステリックに強行された時はかつてなかったとし、声明は次のように指摘した。
今、日本当局は米国との「日米防衛協力指針」(ガイドライン)の改正で自分らの軍事大国化野望の実現に有利な足場を設けようとする一方、米国の対朝鮮敵視政策に積極的に便乗してわが共和国を圧殺するための一環として日本で共和国の堂々かつ合法的海外公民団体である総聯から抹殺しようとあがいている。
日本の反動層があらゆる虚偽とねつ造で総聯と在日朝鮮人に対する弾圧騒動に執着しても、尊厳高いわが共和国の海外公民団体である総聯の義に徹する活動を絶対に阻むことはできない。
日本当局は、総聯と在日同胞に対する卑劣な政治的弾圧と人権蹂躙行為を中止し、不当に逮捕した総聯の活動家を直ちに釈放すべきである。
(朝鮮新報)