出漁日数を増やして漁獲量アップ/西海の事業所が例年より早く初出漁
2015年04月13日 14:19 共和国朝鮮の水産部門では現在、水産業を盛り立てるという国の方針の下、さまざまな対策が講じられている。なかでも、漁獲量の拡大に力を注いでいる。
朝鮮西海の多くの水産事業所では今年、初出漁を2月末に実施した。これは例年よりも1カ月ほど早い。出漁日数を延ばして網入れ回数を増やし、漁獲量アップを実現するためだ。
漢川水産事業所(平安南道)は2月23日に初出漁の日を迎えた。この日、埠頭は漁労作業員を祝うために集まった多くの人でにぎわったという。
支配人のロ・グァンナム氏は、「事業所は昨年よりも30日も早く初出漁することになった」と述べ、「漁労作業員たちはみな、初出漁の喜びとともに、昨年の2倍以上も高い今年の漁獲計画を繰り上げて完遂する決意に満ちている」と指摘した。
西海地区の各水産事業所は、昨年から冬季の漁船修理に尽力したという。海上での指揮体系も見直し、「科学的な漁業」を目標に掲げ、作業を行っている。
(朝鮮新報)