「対話実現しない責任を転嫁」/朝鮮外務省代弁人、米国を糾弾
2015年02月03日 13:58 朝鮮半島朝鮮外務省のスポークスマンは1日、朝米対話が実現されずにいる責任を朝鮮に転嫁しようとしている米国を糾弾した。
スポークスマンは、1月26日から30日までの日程で日本と中国を訪問した米国務省のソン・キム対朝鮮政策特別代表が中国訪問時のインタビュー(1月30日)で、「『米国は関与と非核化のための対話の扉をいつも開いている』などとして対話をまたもや云々した」と指摘。これは、朝鮮半島問題解決のための対話と交渉が開かれずにいる責任を朝鮮に転嫁していわゆる「国際共助」を通じた制裁圧力の雰囲気を鼓吹しようとする愚かな試みであると非難した。
スポークスマンは、ソン・キムが今回のアジア訪問の期間、朝鮮側と会う意向を表したことに対して平壌訪問の招請を行ったことを明らかにし、米国がこれに顔をそむけたと指摘した。
スポークスマンは、ソン・キムが対話を始めるには朝鮮がまず非核化のための真摯な姿勢を見せなければならないという立場を繰り返したが、これは相手を先に武装解除させるということで本質上、対話をしないということであるとし、米国が対朝鮮政策転換を拒否し、朝鮮の「制度崩壊」を企む限り、朝鮮は断固と対処していくと強調した。
(朝鮮新報)