〈朝鮮民族の美86〉華(か)角(かく)貼(はり)十長生文箱⑥
2014年07月02日 10:46 文化・歴史華角というのは、牛の角を薄い板にして華やかな紅色に着色したもの。それを木の箱にはって、色々な絵を描き飾るのである。
わが国では古くから重要な手工芸の一部門として発達し、現在に続いている。螺鈿(らでん)(貝がらの真珠色になる部分を切り取り漆器などの表面にはめ込み飾る)の手法と共に、昔から日本に伝えられたが、なぜか螺鈿ほど広く愛用されていないようである。
華角というのは、牛の角を薄い板にして華やかな紅色に着色したもの。それを木の箱にはって、色々な絵を描き飾るのである。
わが国では古くから重要な手工芸の一部門として発達し、現在に続いている。螺鈿(らでん)(貝がらの真珠色になる部分を切り取り漆器などの表面にはめ込み飾る)の手法と共に、昔から日本に伝えられたが、なぜか螺鈿ほど広く愛用されていないようである。