〈本の紹介〉薩摩・朝鮮陶工村の四百年 久留島浩、須田努、趙景達 編
2014年10月03日 13:38 文化・歴史薩摩焼に宿る苦難の歴史
16世紀末、「壬辰倭乱」の際、薩摩の島津義弘によって連行された朝鮮人陶工たちとその末裔によって薩摩焼の歴史が紡がれてきた。
本書では、薩摩焼発祥の地である苗代川の風土と400年にわたる歴史について、千葉大学教授の趙景達さんを中心とする研究者たちが考古学、近世史、近代史、朝鮮史、美術史などさまざまな角度からアプローチしている。
16世紀末、「壬辰倭乱」の際、薩摩の島津義弘によって連行された朝鮮人陶工たちとその末裔によって薩摩焼の歴史が紡がれてきた。
本書では、薩摩焼発祥の地である苗代川の風土と400年にわたる歴史について、千葉大学教授の趙景達さんを中心とする研究者たちが考古学、近世史、近代史、朝鮮史、美術史などさまざまな角度からアプローチしている。