平壌で戦勝節慶祝行事/金正恩第1書記が参加
2014年07月28日 17:08 共和国戦略軍ロケット発射訓練指導も
祖国解放戦争(朝鮮戦争)勝利61周年を迎えた平壌では、党・国家・軍隊の責任幹部などの参加の下に行われた中央報告大会(26日)をはじめ、慶祝行事が相次いで催された。金正恩第1書記も数々の行事に参加した。
一方、戦勝節(7月27日)を一日控えた26日には朝鮮人民軍戦略軍のロケット発射訓練が行われ、第1書記がこれを現地で指導した。第1書記はこの日、「歴史的に惨敗だけを繰り返したのが米帝の恥ずべき伝統であり、肥大した力を信じて狂奔する米国をそのつど打ち破ったのが朝鮮の誇らしい伝統であった」とし、「たがえることのできない法則的な二つの伝統は今後も永遠に流れるであろう」と述べた。
“米の敵視政策に変化なし”
26日に行われたロケット発射訓練には、南朝鮮に駐屯する米軍の基地打撃の任務を受け持つ朝鮮人民軍戦略軍火力打撃部隊が参加した。第1書記が戦略軍のロケット発射訓練を現地指導したのは6月30日と7月10日(ともに朝鮮中央通信配信日)に続いて3度目となる。
第1書記は、米軍基地の現配置状態とそれを打撃、掃滅できるように仮想して立てた発射計画を見た後、ロケット発射訓練を指導した。
第1書記は、最近、主体的なロケット科学技術と射撃方法を発展させるための発射訓練を多く行った結果、今や戦略軍が現代戦でいかなる火力打撃任務も滞りなく遂行できるように準備されたとし、戦略軍の重なる訓練成果に満足の意を表した。
第1書記は、歴史は決して直すことも、隠すことも、つくり出すこともできないとし、今、米国が7.27に際して過去の恥ずべき敗戦から教訓をくみ取る代わりに、名分もはっきりしないオバマの「布告文」と朴槿恵のいわゆる「大統領記念の辞」で敗戦を「戦勝」に変身させる奇怪な茶番劇まで演じていると語った。