【投稿】オモニパワー炸裂、感動の熱戦/姜秀宗
2014年05月08日 14:51 スポーツ中央バレーボール大会に招かれて
大会との出会い
4月26、27日の2日間、千葉ポートアリーナで「第23回在日朝鮮オモニ中央バレーボール大会」が開催された。
女性同盟中央が2年に1回主催するこのバレーボール大会は、半世紀近い歴史を持つ伝統ある大会だ。
私は在日本朝鮮人排球協会に属する関係上、何度か観戦したことがあるが、いつも考えさせられることや感動させられることが多い。
オモニたちがバレーボールに夢中になっている姿を初めて目にしたのは、私が高2の時だから45年前の事になる。当時東京朝鮮中高級学校バレーボール部員だった私たちが、試合の審判にかり出されたためだった。
あの時、強烈な印象を受けたのがオモニたちの強烈なパワーだった。
アマチュアの「おばさん」のやる事、と軽く考えていたがとんでもなかった。アタックあり、回転レシーブあり、気迫にあふれるプレーの連続に驚くばかりだった。勝っては笑い、負けては泣き、その喜怒哀楽の激しさにも驚かされた。
それは年々、見る度にもっと大きな、もっと新しい驚きに変わる。
今回の大会に招かれ、その想いを強くした。