生まれ変わった運動場／東京中高、人工芝整備完工式

東京朝鮮中高級学校で5日、入学式が行われた後、運動場の人工芝整備工事完工式が開かれた。同校の人工芝が新しく貼り替えられたのは10年ぶりのことだ。

新しくなった運動場

東京文化会館で行われた完工式では、運動場整備実行委員らと同校サッカー部、ラグビー部OB会、在学生、学父母など、約1300人が参加した。

2004年に初めて人工芝になった同校の運動場は、同胞たちの多彩なスポーツ行事、生徒たちの部活動だけでなく、様々な公式戦が行われるなど、常に同胞たちの集いの場として大きな役割を果たしてきた。その過程で人工芝が著しく消耗し、使用上に不便が生じていたが、経済的負担も大きく貼り替え工事はこれまで先延ばしにされてきた。今回、問題解決のために運動場整備実行委員会が結成され、工事費用などの問題がクリアされた。