〈本の紹介〉韓国・朝鮮の知を読む/野間秀樹編
2014年03月24日 09:00 文化・歴史「知」に近づく手がかり
趣旨と内容
本書は、「韓国・朝鮮」の〈知〉へ近づくための手がかりとして編まれた。「韓国・朝鮮」の知とはいかなるものであろう。こうした問いに即座に答えられる人は、おそらくそう多くない。しかも、日本語圏と朝鮮語圏では、大きな違いが現れることが予想される。そうであるならなおさら、異なった言語圏にいる「日韓」双方から寄せられる答えを共にしてみたい。それが本書を支える一つの重要な思いである。