【寄稿】朝鮮大学校第5期生たちに栄光あれ!/申在均
2013年12月06日 14:26 民族教育卒業50周年記念同窓会に招待されて
祖国から在日同胞の子どもたちのためにはじめて教育援助費と奨学金が送られてきたのに続き、朝鮮大学校建設資金が送られ、在日朝鮮人運動が飛躍的に昂揚していた1959年4月、朝鮮大学校第5期生たちは同大に入学した。
同大は、前年4月に4年制大学に改編され、新校舎の建設が約束されていたが、入学式は東京朝鮮中高級学校にある仮校舎で執り行われた。
入学式には、日本各地の朝鮮高級学校と日本の高等学校を卒業した100人を越える優秀な同胞学生たちが雲集した。
同窓会では、東京中高で撮影した入学式の記念写真が感慨深く紹介された。
「花の5期生」ともいわれた彼らの栄光と、波瀾に満ちた出発点を収めた一枚の写真。
入学後、朝大の新校舎は多摩地区小平市に建設されたが、それからの教育と生活のための施設建設は切実なものであった。