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大阪で朝鮮語学習会、夜11時から週に3日

2013年11月20日 11:55 暮らし・活動

母国語、とにかく話せるように

大阪府内には現在、週に3日、夜11時から始まる朝鮮語の学習会がある。参加者は、みな日本学校出身の同胞青年たちだ。過密な日程の中でも、学習会は今年9月の開始以来欠かさず行われてきた。その裏には、在日朝鮮人らしく生きて行こうとする志、そして地域同胞社会に寄せる同胞青年たちの思いがある。

朝青活動とは別ものに

朝青活動を終えた青年たちが帰路に着き始めた頃、東成支部会館に朝鮮語学習会「新全盛期国語講習所(새 전성기 국어강습소)」の参加者が集まってきた。参加者は20歳~31歳までの朝青員ら5人。居住地域は様々だ。

学習会は毎回深夜1時までの2時間。参加者は大学の授業やアルバイト、仕事などによりみな多忙な中でも、地道に足を運んできた。プライベートの食事会を抜けて、学習会に訪れることもしばしば。学習後は終電がなくなるため、自転車や車を利用して帰っていくという。

深夜にも関わらず、みな熱心に学習会に参加している。

深夜にも関わらず、みな熱心に学習会に参加している。

「それでも開始時間が深夜に設定されたのは、各地域に住む参加者全員がこれまでと同様、朝青活動に打ち込むためだ。学習会は朝青活動とは別ものだから」と話すのは、発起人の鄭伸佳さん(31、朝青城東支部・委員長)。学生会への参加をきっかけに、今日まで朝青活動に汗を流してきた鄭さんには、独自のこだわりがある。

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