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茨城初中高で創立60周年記念式典、100年後もセッピョルの輝きを

2013年10月15日 14:43 民族教育

卒業生、同胞ら900余人/連合同窓会が結成、歴史資料室も開設

水戸市にある茨城朝鮮初中高級学校で13日、学校創立60周年を祝う記念式典(主催=実行委)が行われた。同校の学区である北関東、東北をはじめとする全国から卒業生、同胞、日本市民ら900余人が集った。また総聯中央の南昇祐副議長、各地の総聯本部委員長をはじめとする活動家、学区内にある朝鮮学校生徒、関係者、団体責任者らも参加した。記念式典では同校生徒、同胞が出演する公演のほか小宴も催された。一方この日、同校2階には茨城民族教育歴史資料室「想(뜻)」が開設。多くの来場者で埋め尽くされた。さらに同校では初となる連合同窓会も結成。同日夕方、水戸京成ホテルで連合同窓会が行われ、北海道から沖縄県まで各地に住む卒業生、関係者ら470余人が参加し同級生や恩師たちとの再会に沸いていた。

現在、過去、未来をテーマに学校をこれからも守っていく生徒、関係者たちの決意が込められた公演「私たちのゆりかご、輝くセッピョル」。

現在、過去、未来をテーマに学校をこれからも守っていく生徒、関係者たちの決意が込められた公演「私たちのゆりかご、輝くセッピョル」。

愛国歌の奏楽で幕を開けた記念式典ではまず、朝鮮の姉妹校から送られた祝電と祝旗が紹介された。

その後、南昇祐副議長があいさつした。

南昇祐副議長は同校の創立60周年に祝いの言葉を述べ「東京や大阪などの大都市ではなく広い範囲に散らばって同胞が居住する茨城県・北関東を中心に学校が60年間も守られ続け、これまでに2600余人もの卒業生を輩出してきたことは民族教育における特異な成果だ。愛族愛国運動における地域同胞たちの熱意がどれほど多大なものだったかを垣間見せる」と強調。祖国解放直後から茨城県における民族教育を支え発展させてきた先代の同胞、学校関係者たちに深い敬意を表した。

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