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秘訣は地域で結ばれた絆/各地模範分会の活動

2026年03月19日 07:00 総聯

総聯中央は昨年12月、70の総聯分会、56の女性同盟分会を「年間部門別模範分会」として表彰した。「心を一つに結集した分会」の女性同盟北海道・札幌支部北西東分会、「相互扶助の美風にあふれる分会」の女性同盟広島・東支部二葉分会に分会活動の秘訣を聞いた。

女性同盟・北西東分会

北西東分会は、1世同胞たちの時代から組織や民族教育を守り、愛する活動を率先して行ってきた伝統ある分会だ。

女性同盟分会委員会は現在、70代以上の同世代メンバーを中心に構成される。長年にわたり同じ地域で暮らし分会を支えてきた面々は、趙貞恵分会長(75)が「親戚以上の関係」と言うように、深い絆で結ばれている。

2025年の活動では毎月1回、分会委員会と学習会を運営し、伝統行事である新年会や夜遊会も総聯分会と共同で主催した。女性同盟分会単独では、花見やカラオケ会などの各種行事を企画、実行することで同胞女性たちが仲を深める場を設けた。

こうした行事の開催前には、委員会を中心に宣伝広報に力を入れ、行事への参加を広く呼びかけてきた。分会メンバーたちは行事の宣伝、参加だけでなく、支部の活動にも積極的で、女性同盟支部の集まりである「ハルモニ会」や歌のサークルでも高い参加率を誇る。

また、管轄地域に居住する同胞たちの冠婚葬祭を手伝うなど、生活上でも困ることがあれば互いに支えあってきた。

趙分会長は、「分会のメンバーたちとは長い間、ハッキョやトンネを愛し守る活動で苦楽を共にしてきた。その過程でいつしかお互いに信頼関係が築かれて、その関係性が分会活動につながっている」と明かす。

北西東分会は今後の活動を見据えて、若い同胞女性たちを分会活動に網羅する方法を模索している。

「高齢者から若者までが一堂に会する、和やかな分会を目指して、今後も地道な分会活動を繰り広げていきたい」(趙分会長)

女性同盟・二葉分会

「二葉ニョメンカフェ」を通じて学校支援を行ってきた二葉分会のメンバーたち

女性同盟二葉分会には2年連続で「模範分会」の称号が授与された。

分会活動の軸は、地道な訪問談話事業と、LINEグループを活用した行事への宣伝・動員事業だ。

管轄地域は広島初中高の付近であるということもあり、同校の保護者たちが多く住む。子どもの入学に際して引っ越してくる新規の家庭も多く、一方で一人暮らしの高齢者も居住しており、地域同胞らの年齢層は幅広い。

このような特徴のある分会の委員たちは「五人担当体系」を駆使しながら、各家庭を定期的に訪ねる。訪問の際には、支部で販売するお米を届けるなど、同胞たちの生活への力添えを惜しまない。女性同盟の機関誌『朝鮮女性』や支部の情報紙など、宣伝出版物も100%配布している。

宣伝広報や動員は分会委員会の宣伝担当者が、地域の同胞女性のほとんど全員が参加するLINEグループを通じて行う。また、祖国や同胞社会、朝鮮学校に関する情報も随時共有している。

李順喜分会長(61)は、「孤独感を感じないように、地域同胞たちと結びつきを保ち続けることが大切」と話す。

学校支援活動も積極的に取り組んでおり、学校行事では飲食物を販売する「二葉ニョメンカフェ」を企画してきた。現在は、支部で運営することになった「ニョメンカフェ」も、二葉分会のメンバーたちがその中心にいる。

コツコツと行ってきた訪問談話事業をはじめとした活動を通じて、地域同胞たちから厚い信頼を寄せられるようになった二葉分会。学校や支部で何かの行事があるたびに、二葉同胞たちは進んで呼応する。

李分会長は、「人とのつながりが、全ての活動の出発点だ。二葉同胞たちの笑顔で溢れる分会を目指し、熱心に活動を行っていきたい」と力強く語った。

  (朴忠信)