李誠雅選手が朝鮮代表に選出/オーストラリアに向け出発
2026年02月26日 19:15 スポーツAFC女子アジアカップ、3月1日開幕

左から申載南事務局、李誠雅選手、金昌洙副会長
3月1~21日にかけてオーストラリアで行われるAFC女子アジアカップ2026に朝鮮代表が出場する。代表チームに合流する、在日本朝鮮人蹴球協会の金昌洙副会長を団長とする在日本朝鮮人蹴球協会選手団が2月26日、羽田空港を出発した。
空港では在日本朝鮮人蹴球協会関係者らが選手団を見送った。
今大会には、大阪朝高出身の李誠雅選手(26才・サンフレッチェ広島レジーナ)が代表に選出された。また、同協会の申載南事務局長がコーチとしてベンチ入りする予定だ。
今大会は12チームが3組に分かれて争うグループリーグ方式で行われ、各組上位2チームと成績上位の3位2チームが決勝トーナメントに進出する。
グループBの朝鮮は、3月3日15時からウズベキスタン、6日15時からバングラデシュ、9日21時から中国と対戦する(試合開始時間はいずれも日本時間)。
李選手は、1月10日から18日にかけて中国・昆明で行われた朝鮮代表合宿に参加した。同合宿は、今回のアジアカップおよび9月に愛知・名古屋で開催されるアジア大会の代表選考を兼ねて実施されたもので、李選手はここでの評価を受け、代表入りを勝ち取った。
李誠雅選手は「国家代表としての責任、そして同胞代表としての自覚を胸に、同胞の皆さんに『在日の選手がこのように頑張っている』という姿をしっかり示したい。プレーの一つひとつ、すべてが勝負だと思っている」と意気込みを語った。
今大会はアジアの頂点を決める大会であると同時に、上位6カ国には、来年ブラジルで行われるFIFA女子ワールドカップへの出場権が与えられる。
李選手は「出場権を獲得できるよう自分の役割をしっかり果たしていきたい。また、ワールドカップのメンバーに残れるようゴールを決め、結果で示していきたい。幼い頃からの夢は朝鮮代表としてワールドカップで優勝すること。その夢をつかむチャンスがいま目前にある。このチャンスを逃すことなく確実につかみ、応援してくださる皆さんの期待に必ず応えられるよう頑張りたい」と語った。
李選手は中大阪初級、東大阪中級、大阪朝高(セレッソ大阪堺ガールズ)を経て日本体育大学に進学し、2023年からサンフレッチェ広島レジーナに所属。今年1月1日に東京・国立競技場で行われた皇后杯決勝では、INAC神戸レオネッサを相手に先発出場し、先制点を挙げて2―1の勝利に大きく貢献した。チームは皇后杯初優勝を果たした。
李選手は、2016年9月のFIFA U-17女子ワールドカップに出場し、優勝を経験。17年1月の代表合宿にも参加したことがある。
(盧琴順)